Gallery 2008-11



■〜〜BAS CAT Re〜〜■



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ame cha mike back

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□ 製作記 □
 ここ最近「THE CAT」・「WAN KIDS」と単体作品ばかり作っていましたが、やはり何かしら
ベースになる物があった方が魅力的であり、扱い易いので、
自然と2004年の作品のリメイクとなりました。

 1カゴに1体で作った方が楽なのですが、やはりどうしても1体では魅力が激減してしまいます。
「THE CAT」・「WAN KIDS」等の時にも書きましたが、団子状態というか
集団で寄り添っている姿というものが、1体では醸し出すことのできない魅力を表すので、
時間も手間も掛かりますが3体一組で製作しています。

 前作では「トム&ジェリー」参考にしていましたが、今回は好みの縞、ブチを加えています。
BLOGの方に縞がない状態の画像も載せていますが、今現在は”あり”状態の方が好みです。

■BAS CAT Re Ver B3B■

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mike back

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□ 製作記 □
 黒猫3兄弟Ver。当初の想定では、3体とも全身ほぼまっ黒にする予定でしたが、
やはり色の強さのせいか、あまり可愛くならないので、マズル+眉間に白を配置した個体を
増やしました。
ただ折角の黒猫なので、黒フェイスの子も残してあります。

 素材的な事では、今回色付け粘土には、日清不動産(株)のレギュラー軽量粘土のみを
使っています。
普段は複数の軽量粘土をブレンドして扱いやすい柔らかさの白無地粘土にハーティカラーや
絵の具を混ぜて望みの色を作っています。

これは、ハーティクレイ・カラーも単体では毛羽立ち過ぎるし、レギュラー軽量粘土だけでも
コシがあり過ぎて使いづらいためです。
そういう訳で、今回のような「黒」が実は一番厄介で、ハーティカラーの黒だけでは使えないし、
かと言ってブレンドした白無地粘土に絵の具を混ぜ込んでいくと、あっという間にチューブ1本
使い切ってしまうので経済的ではないし・・・。

 で、今回は黒の色付けには墨汁を使いました。
絵の具とは比べ物にならないほど水っぽい物なので、望みの色になるまで耐えられるコシのある
レギュラー軽量粘土のみに混ぜ込みました。
以前ハーティクレイのみに混ぜ込んだこともあるのですが、しっかりとした黒に色付いた頃には
ハーティクレイはバサついてボロボロして、使い物になりませんでした。
おそらく過剰な水分で粘着成分が弱くなった為だと思います。

 「WAN KIDS」のミニチュアダックスのように部分的な黒は筆塗りでいいのですが、
今回のような全身ほぼ黒い個体には、筆塗りの黒は強すぎてドギツクなってしまうので、
やはり、混ぜ込み・練り込みの方が落ち着いた感じがして、好みです。

 製作記の大半が素材・黒についてでお分かりのように今回のメインテーマは黒です。
                                    【サイズS 全高 10cm】



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